はじめに

最近は地震だけでなく、台風や大雨などによる停電も気になりますね。
自宅そのものには大きな被害がなく、避難するほどではないものの、電気だけが使えない。そんなときに「できれば自宅で、いつもの生活に近い状態を保ちたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

とくに高齢の家族や小さなお子さん、ペットがいる家庭では、避難所への移動や慣れない場所での生活が大きな負担になることもあります。もちろん避難指示が出ている場合などは安全確保が最優先ですが、自宅で安全に過ごせるなら、停電への備えがあるだけでも安心感は大きく違います。

そんな家庭用の非常電源として気になるのが「Jackery ポータブル電源 2000 New」です。容量は2042Wh、定格出力は2200W。スマホの充電だけではなく、冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルなどの生活家電まで使える大容量モデルです。

ただ、価格の高い商品ですから、「本当に2000Whも必要なの?」「17kg以上あるけれど、重すぎない?」「実際にはどんな家電が使えるの?」と迷ってしまいますよね。そこで今回は、Jackery 2000 Newの口コミや特徴を調べながら、停電した自宅で普段に近い生活を続けるための電源として使いやすいのかを見ていきます。

(この記事でわかること)

  • Jackery 2000 Newの口コミ
  • 停電時にどんな家電が使えるのか
  • 2000Whの大容量が必要なのはどんな家庭か

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Jackery 2000 Newの気になる口コミ

Jackery 2000 Newについて調べてみると、大容量や高出力を評価する声がある一方で、購入前に知っておきたい点もあります。気になるところをまとめると、主に次の3点です。

  • 約17.9kgあり、やはり重い
  • 価格が高く、気軽に買える商品ではない
  • スマホ充電などが中心なら容量が大きすぎる

それぞれ見ていきましょう。

約17.9kgなので気軽に持ち運ぶには重い

Jackery 2000 Newの重量は約17.9kgです。2000Whクラスとしては軽量化されているモデルですが、17kgを超えるものですから、「軽い」と考えて購入すると少し違った印象になるかもしれません。

実際に使用したレビューでも、2000Wh級としては持ち運びやすい一方、車への積み下ろしや階段、収納場所から出す場面では重さを感じるとされています。とくに女性や高齢の方など、重いものを持つのが苦手な方は注意したいところです。

防災用として考えるなら、普段は2階の押し入れにしまっておき、停電したら1階まで運ぶという使い方はあまり現実的ではありません。非常時にすぐ使えるように、普段から取り出しやすい場所に置いておくことも大切ですね。

価格が高く購入には迷いやすい

Jackery 2000 Newは、決して安い商品ではありません。公式価格は20万円を超える設定ですが、セールによって大きく値下げされることもあるため、実際の購入価格は時期によってかなり変わります。

数千円程度の防災用品であれば「念のため買っておこう」と考えやすいですが、10万円を超えることもあるポータブル電源となると、本当に必要なのか慎重になりますよね。ただし、Jackery 2000 Newはスマホを充電するためだけのモバイルバッテリーではありません。

容量2042Wh、定格出力2200Wあり、電子レンジや電気ケトルなど消費電力の大きい生活家電にも対応できるところが大きな違いです。価格だけを見ると高く感じますが、「停電したとき、家庭のどこまでを電気で支えたいか」で考える商品といえるでしょう。

スマホや小型家電だけなら大きすぎる

もうひとつ考えておきたいのが、「本当に2000Whも必要なのか」という点です。スマホやタブレットの充電、LEDライト程度が目的なら、Jackery 2000 Newはかなり大きな容量です。

実際のレビューでも、スマホやタブレットの充電だけならオーバースペックと評価されています。一方で、停電したときにも冷蔵庫を使いたい、お湯を沸かしたい、簡単な調理をしたいとなると、必要な容量は一気に増えてきます。

そのため、「大容量だから安心」と考えるより、停電したときに何を使いたいかを先に考えたほうが選びやすいですね。

Jackery 2000 Newの良い口コミ

Jackery 2000 Newの良いところとして多く挙げられているのは、次のような点です。

  • 2042Whの大容量で安心感がある
  • 定格2200Wで使える家電が多い
  • 2000Wh級としてはコンパクト
  • 音がそれほど気にならない
  • リン酸鉄リチウムイオン電池で長く使いやすい

防災用として考えたとき、とくに注目したいのは「容量」と「出力」です。

2042Whの大容量で停電への備えになる

Jackery 2000 Newには2042Whのバッテリーが搭載されています。「2042Wh」と聞いても、普段ポータブル電源を使わない方には、どれくらい大きいのかわかりにくいですよね。

Jackery公式では、スマートフォンなら約80回、60Wの車載冷蔵庫なら最大約72時間が使用目安として紹介されています。もちろん実際の使用時間は家電の消費電力や使用環境によって変わります。

それでも、スマホを数回充電する程度ではなく、停電中の生活そのものをある程度支える容量と考えるとわかりやすいでしょう。たとえば夜間の照明をつけ、スマホで災害情報を確認し、冷蔵庫を動かしながら、必要なときには電気ケトルや電子レンジを使う。

すべてを普段どおり使うことは難しくても、「停電した瞬間から何もできなくなる」という状況をかなり減らせそうです。

定格2200Wなので使える家電が多い

ポータブル電源を選ぶときは、容量だけでなく「定格出力」も重要です。Jackery 2000 Newの定格出力は2200W、瞬間最大出力は4400Wです。そのため、消費電力の大きな家電にも対応しやすくなっています。

実際の使用レビューでは、炊飯器、電気ケトル、オーブントースター、電子レンジ、ドライヤーなどを使用できた例があります。Jackery公式でも、電子レンジや電気ケトル、条件によってはエアコンの使用目安が紹介されています。

ただし、同じ「電子レンジ」「エアコン」でも消費電力は機種によって違います。使いたい家電がある場合は、家電の定格消費電力を確認してから接続するようにしましょう。

停電時にどんな家電が使える?

Jackery 2000 Newを防災用として考えるなら、「何回スマホを充電できるか」よりも、停電したときに普段の生活をどれくらい残せるかが気になりますね。おもな生活家電との相性を整理すると、次のようになります。

家電 停電時の使い方
冷蔵庫 食品を守るため優先して使いたい
スマートフォン 情報収集・連絡手段として重要
LED照明 夜間の生活に必要
電気ケトル 短時間でお湯を沸かせる
電子レンジ 食品を温めるのに便利
炊飯器 温かいご飯を用意できる
扇風機 夏場の暑さ対策に使いやすい
エアコン 機種や消費電力を確認して使用

とくに停電が数時間ではなく1日、2日と続くと、冷蔵庫や調理家電が使えることのありがたさは大きくなります。非常食を備えていても、毎食冷たいものだけを食べ続けるのはつらいものです。

電気ケトルでお湯を沸かしたり、電子レンジで温かいものを食べたりできるだけでも、停電時の生活はかなり違ってくるでしょう。

停電しても自宅で普段に近い生活を続けたい人に2000Whは必要?

Jackery 2000 Newについて調べていて、いちばん大切だと感じるのはここです。2000Whという数字だけを見て、「大きいほうが安心」と選ぶ必要はありません。

一方で、災害が起きても自宅そのものは安全で、避難所へ行く必要まではない。それでも停電が続いている。そんな状況で「できるだけ普段に近い生活を続けたい」と考えるなら、2000Wh級の大容量には意味があります。

冷蔵庫を止めたくない

停電すると、まず心配になる家電のひとつが冷蔵庫です。数時間程度なら扉をなるべく開けないことで冷気を保てますが、停電が長引けば食品への影響も気になります。

大容量ポータブル電源があれば、冷蔵庫を一定時間動かしながら、必要に応じてスマホや照明にも電気を使うという選択ができます。「冷蔵庫だけで電源が終わってしまう」より、生活全体に少し余裕を持てるところが2000Wh級の良さでしょう。

温かい食事や飲み物を用意したい

停電時はガスが使えるとは限りません。そんなとき、電気ケトルや電子レンジ、炊飯器が使えると食事の選択肢が広がります。

とくに高齢の方や小さなお子さんがいる家庭では、災害だからといって何日も普段と大きく違う食生活を続けるのは負担になりやすいでしょう。非常食だけでしのぐのではなく、普段使っている家電を必要なときだけ使える。

これは大容量ポータブル電源ならではの安心感だと思います。

高齢者や小さな子どもがいる家庭にも考えやすい

避難所は災害時の大切な避難先です。ただ、高齢の方や小さなお子さんにとって、住み慣れた自宅から移動し、大勢の人と同じ空間で長時間過ごすことは、体力的にも精神的にも負担になる場合があります。

自宅が安全で避難の必要がない状況なら、停電中でも自宅で生活を続けたいと考える家庭は少なくないでしょう。そのとき、照明がつく、スマホが使える、冷蔵庫が動く、温かいものを食べられる。

この「いつもの生活を少しでも残せること」が、大容量電源を備える大きな意味になります。

もちろん、洪水や土砂災害、津波、建物の損壊など危険がある場合は、自宅にとどまらず避難することが最優先です。ポータブル電源は避難そのものに代わるものではなく、安全な自宅で停電生活を支えるための備えと考えるのがよいでしょう。

2000Wh級が向いている人・小さい容量でもよい人

ここまで見ると、Jackery 2000 Newが向いているのは次のような家庭です。

Jackery 2000 Newが向いている人

  • 停電時にも冷蔵庫を使いたい
  • 電子レンジやケトルなども使いたい
  • 家族分のスマホや照明の電源も確保したい
  • 高齢者や小さな子どもがいて、できれば自宅で生活を続けたい
  • 災害時だけでなくキャンプや車中泊でも使いたい
  • 長く使える大容量ポータブル電源を選びたい

反対に、スマホの充電やLEDライト程度が中心なら、1000Wh前後など、もう少し小さなモデルでも十分な場合があります。大きなポータブル電源を買えば安心というより、「停電したとき、何を使いたいのか」を考えて容量を選ぶことが大切ですね。

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2000Wh級としてはコンパクトでも、置き場所は考えておきたい

Jackery 2000 Newは、2000Whクラスとしてはコンパクトに作られています。サイズは約335×292×264mm、重さは約17.9kgです。

実際に家庭内で使用したレビューでも、想像していたより圧迫感が少なく、収納しやすいという評価があります。ただし、防災用品として考えるなら「しまいやすい場所」だけでなく「すぐ取り出せる場所」も重要です。

  • 階段を使わなくても取り出せる
  • 家具の奥にしまい込まない
  • 家族が保管場所を知っている
  • 必要なケーブルも一緒に保管する

いざ停電してから「重くて取り出せない」「コードがどこかわからない」となってしまっては、せっかく備えた意味が薄れてしまいます。

リン酸鉄バッテリーで長く備えやすい

防災用品は、買った直後だけ使えればよいものではありません。Jackery 2000 Newにはリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されており、公式では約4000回の充放電サイクルに対応するとされています。4000回使用後も工場出荷時の70%の容量を維持する設計です。

毎日使う商品ではない家庭も多いでしょうから、防災用として長く持っておけるのは安心材料になります。また、停電時には20ミリ秒未満でポータブル電源側へ切り替えるUPS機能にも対応しています。普段から冷蔵庫などにつないで使用することもできます。

ただし、防災用だからと押し入れに入れたまま何年も放置するのではなく、定期的に充電量や動作を確認しておきたいですね。

音はそれほど気になりにくい

自宅で使う場合は、ポータブル電源の動作音も気になります。実際にJackery 2000 Newを使用したレビューでは、スマホやパソコン程度の充電ではほとんど音が気にならず、電子レンジやドライヤーなど消費電力の大きな家電を使うとファンが回るとされています。

夜間の停電時に家の中で使うことを考えると、常に大きな音がする機器ではないのは使いやすいところでしょう。ただし、音の感じ方には個人差があります。

寝室の枕元に置くより、必要な家電の近くなど、少し離れた場所に置くほうが使いやすそうですね。

購入するときは「2000 New」と「2000 New V2」を確認

現在Jackeryでは、「2000 New」のほかに「2000 New V2」も販売されています。名前がよく似ていますが、容量やサイズ、重さなどに違いがあります。

従来の2000 Newは2042Wh・約17.9kg、新しい2000 New V2は2048Wh・約18.6kgです。また、UPSの切り替え時間などにも変更があります。

楽天市場やAmazonで購入するときは、商品名だけを見ず、「Jackery 2000 New」「Jackery 2000 New V2」のどちらなのかを確認しておきましょう。価格についてもセールによる変動が大きいため、購入時には楽天市場・Amazon・公式ショップなどを比較するとよいでしょう。

Jackery 2000 Newがおすすめなのはこんな人

ここまで口コミや特徴を見てきました。Jackery 2000 Newは、次のような方に向いています。

  • 本格的な停電対策をしておきたい
  • 災害時にも自宅で普段に近い生活を続けたい
  • 冷蔵庫や調理家電まで使いたい
  • 高齢者や小さな子どもがいる
  • 家族分の電源をまとめて備えたい
  • キャンプや車中泊にも使いたい

一方で、スマホの充電程度しか使わない、17.9kgを動かすのが難しい、予算をできるだけ抑えたいという方は、もう少し小さな容量のモデルも比較したほうがよさそうです。

まとめ|Jackery 2000 Newは停電中も「いつもの暮らし」を残したい人に

Jackery 2000 Newは、容量2042Wh・定格出力2200Wの大容量ポータブル電源です。スマホや照明だけではなく、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、炊飯器などの生活家電にも対応しやすく、家庭の停電対策として心強いモデルです。

もちろん約17.9kgという重さや価格は、購入前に考えておきたいところです。また、スマホ充電だけが目的なら2000Whもの容量は必要ないでしょう。

一方で、自宅は安全なので避難する必要はないものの、停電が長く続いている。そんな状況で、冷蔵庫を動かし、明かりをつけ、スマホを使い、ときには温かい食事を用意したい。

Jackery 2000 Newは、そうした「停電中もできるだけ普段に近い生活を続けたい」という家庭に向いたポータブル電源といえそうです。災害への備えは、非常時だけ我慢して乗り切るためのものではありません。

安全な自宅で過ごせるのであれば、いつもの生活を少しでも残せるようにしておく。そんな防災の考え方から、Jackery 2000 Newを検討してみてもよいでしょう。

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