知人に小さな赤ちゃんを育てているママがいるのですが、最近「夜中のミルク作りが思った以上に大変」と話していました。

赤ちゃんが泣いている中で、お湯を用意して、量を確認して、ミルクを作る。これが昼間だけではなく夜中にも続くとなると、少しでも手間を減らしたくなるのもよくわかります。

そこで気になったのが、レイコップの「ミルクメイト」です。

ミルクメイトは、お湯の温度だけでなく量まで設定できる調乳・電気ポット。あらかじめ設定しておけば、必要な温度のお湯を決まった量だけ給湯できるため、夜間のミルク作りにも便利そうです。

ただ、赤ちゃんのミルクに使うものですから、「使い方は難しくない?」「何℃に設定すればいい?」「毎回のお手入れは面倒ではない?」と気になるところもありますよね。

そこでこの記事では、レイコップ ミルクメイトの使い方を中心に、夜中のミルク作りがどう変わるのか、使う前に知っておきたい注意点まで調べました。

(この記事でわかること)

  • レイコップ ミルクメイトの基本的な使い方
  • 夜中のミルク作りがどこまで楽になるのか
  • 購入前に知っておきたい注意点と向いている家庭

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レイコップ ミルクメイトの使い方は難しくない

レイコップ ミルクメイトは多機能な調乳ポットですが、普段の使い方そのものはそれほど複雑ではありません。

本体に水を入れて温度と湯量を設定しておけば、使うときはロックを解除して給湯ボタンを押す、という流れです。

公式では、38~100℃まで1℃単位で温度を設定でき、湯量は30~240mlまで10ml単位で調整できます。最後に使った設定を記憶する「スマートメモリー機能」も搭載されています。

まず水を入れて温度と湯量を設定する

基本となる使い方は、タンクに水を入れ、使いたい温度と湯量を設定するところから始まります。

赤ちゃんが飲むミルクの量は成長によって変わりますが、ミルクメイトなら10ml単位で湯量を変えられるので、その時期に合わせて調整できます。

一般的な電気ポットでは、哺乳瓶を見ながら自分でお湯を止める必要があります。それに対してミルクメイトは、あらかじめ量を決めておけば定量で給湯できるのが大きな違いです。

夜中で眠いときや、赤ちゃんを抱きながらミルクを作る場面では、この「量を測らなくてよい」という部分が意外と助けになりそうですね。

給湯するときはロックを解除してボタンを押す

ミルクメイトには自動チャイルドロックがあり、5分以上操作しないとボタンがロックされます。

給湯するときは、電源ボタンを約1秒タッチしてロックを解除し、そのあと給湯ボタンを短く1回押します。これで設定しておいた量のお湯が出ます。

また、給湯ボタンを2秒以上タッチすると、再びボタンを押すまで自由にお湯を出す使い方もできます。

毎回決まった量を使うミルク作りでは定量給湯、コーヒーやお茶などでは自由給湯と、場面によって使い分けられます。

一度設定すればスマートメモリーで次から楽になる

ミルクメイトで便利なのが、最後に使った水温と水量を記憶するスマートメモリー機能です。

毎回「80℃、120ml」などと設定し直す必要がなく、次の授乳でも同じ条件で使えます。

ミルク作りは一度だけならそれほど大変ではありませんが、1日に何度も繰り返します。

そのたびにお湯を沸かして温度を確認し、量を測る工程があることを考えると、設定を記憶してくれることにミルクメイトの良さがあります。

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ミルクを作るときは何℃に設定すればいい?

ミルクメイトを調べていて、とくに気になったのが温度です。

「赤ちゃんのミルクは70℃以上のお湯で作る」と聞いたことがある一方、ミルクメイト公式では80~85℃での保温をすすめています。

ここは少しわかりにくいところなので、確認しておきましょう。

粉ミルクの調乳には70℃以上のお湯を使う

厚生労働省では、乳児用調製粉乳を作るときには「使用する湯は70℃以上を保つこと」と案内しています。

粉ミルクは無菌ではないため、クロノバクター・サカザキなどの細菌によるリスクを減らす目的があります。

そのため、「飲みやすい温度だから」と最初から40℃程度のお湯で粉ミルクを溶かすのではなく、まず70℃以上のお湯で調乳し、そのあと授乳できる温度まで冷ますことが基本になります。

ミルクメイト公式は80~85℃での保温をすすめている

それでは、なぜミルクメイトでは80~85℃がすすめられているのでしょうか。

公式によると、本体ではポット内のお湯の温度を測っていますが、給湯すると室温や哺乳瓶の温度などの影響を受けます。

そのため、実際に哺乳瓶へ入ったときにも70℃以上を保ちやすいよう、保温温度を80~85℃に設定することをすすめています。

つまり「80~85℃のミルクをそのまま赤ちゃんに飲ませる」という意味ではありません。

まず70℃以上のお湯で粉ミルクをしっかり溶かし、そのあと授乳できる温度まで冷ますという流れになります。

調乳後は飲める温度まで冷ます

厚生労働省のガイドラインでも、粉ミルクを溶かしたあとは、流水や冷水などを使って授乳できる温度まで冷ます方法が案内されています。

ですから、ミルクメイトを使えば「ボタンを押したら、そのまますぐ飲ませられる」というわけではありません。

ミルクを溶かしたあとに冷ます工程は必要です。

ここは購入前に知っておいたほうがよいところですね。

ミルクメイトで夜中のミルク作りはどう変わる?

ミルクメイトのメリットは、単に「お湯が出る」ことではありません。

私がいちばん大きいと感じたのは、夜中にミルクを作るときの細かな工程を減らせることです。

一般的にケトルなどを使う場合は、お湯を沸かし、温度を確認し、哺乳瓶に必要量を注ぐという作業があります。

ミルクメイトなら、あらかじめ煮沸・保温して温度と湯量を設定しておけば、使うときはロックを解除して給湯するところまでかなり簡単になります。

楽天の購入者レビューでも、「夜中のミルクで湯量を調整しやすい」「毎回お湯を沸かしたり量を測ったりする手間が減った」といった声が見られました。

赤ちゃんが泣いている夜中は、ほんの少しの手間でも負担に感じやすいものです。

1回あたりに減る作業はわずかでも、それを毎日何度も繰り返す時期なら、便利さを感じやすいでしょう。

「お湯を沸かす」より「いつでも準備されている」ことが便利

電気ケトルもお湯を沸かすだけなら短時間です。

そのため、「ケトルでも十分では?」と思う方もいるでしょう。

ミルクメイトとの違いは、必要な温度のお湯をあらかじめ保温しておけることと、決めた量を自動で出せることです。

夜中の2時、3時に赤ちゃんが泣いてからお湯を準備するのと、すでに準備されたお湯を必要な量だけ出すのとでは、気持ちの余裕も少し変わりそうです。

とくにミルク中心の育児で1日に何度も調乳する家庭ほど、この違いを感じやすいと思います。

ミルクメイトには3つのモードがある

ミルクメイトには3つのモードがあり、使う目的によって選べるようになっています。

基本的には、普段のミルク作りでは「必要な温度のお湯を保温して使えること」が中心になります。

また、100℃で5分間煮沸する機能があり、煮沸後は本体に搭載されたファンで温度を下げていきます。公式では、沸騰から約22分で70℃まで冷却できるとしています。

一般的な電気ポットというより、「ミルク作りに使いやすいよう、煮沸・保温・定量給湯をまとめたポット」と考えるとわかりやすいですね。

初めて使う前には初期洗浄が必要

ミルクメイトで少し注意したいのが、箱から出して水を入れればすぐ使えるわけではないことです。

公式では、初めて使用する前に初期洗浄を行うよう案内しています。

最初はタンク内をサラダ油で拭く

初期洗浄では、まず少量のサラダ油をキッチンペーパーにつけ、ステンレス製タンクの内側を拭きます。

これは製造工程で残る可能性がある微量な研磨剤を取り除くためです。

そのあと、新しいキッチンペーパーで油分が残らないよう拭き取ります。

「赤ちゃん用なのにサラダ油?」と少し驚きますが、これは研磨剤を油に吸着させて取り除くための準備です。

クエン酸またはお酢を使って洗浄する

次に、タンクへMAXラインまで水を入れ、クエン酸大さじ1.5杯程度、またはお酢大さじ4杯程度を加えて沸騰させます。

その後、お湯をノズルからすべて出し切り、さらに新しい水でもう一度沸騰・給湯を行います。最後に常温水を入れてノズルから出し切るところまでが公式で案内されている初期洗浄です。

少し手間はかかりますが、毎回行う作業ではありません。

ただし「買った日にすぐ使いたい」と考えている場合は、事前に知っておいたほうが安心でしょう。

普段のお手入れは自動洗浄機能を使える

初期洗浄は少し手間がありますが、日常のお手入れには自動洗浄機能が用意されています。

クエン酸やお酢を入れた状態で自動洗浄を行うことで、タンク内部からノズルまで熱湯で洗浄できます。

ミルク作りに毎日使うものですから、便利さだけでなく清潔に保ちやすいことも大切です。

ただし、自動洗浄があるから何もしなくてよいという意味ではありません。使用状況に合わせて、取扱説明書に沿ったお手入れは続ける必要があります。

購入前に知っておきたい気になる点

使い方を見ていくと便利な商品ですが、誰にでも必要なものとは限りません。

購入してから「思っていたのと違った」とならないよう、気になる点も確認しておきましょう。

設定した湯量と実際の量に誤差が出ることがある

公式FAQでは、使用状況や水量設定の変更によって、設定した水量と実際の出水量に誤差が出る場合があると案内しています。

その場合は、水量微調整モードで調整できます。

楽天のレビューでも湯量の誤差を指摘する声が一部見られますので、使い始めは一度確認しておいたほうがよさそうです。

ボタンが反応しないと感じることがある

レビューでは「ボタンの反応」に触れているものもあります。

ただし、ミルクメイトには自動チャイルドロックがあるため、ロック状態ではそのまま操作できません。

公式FAQでも、ボタンが反応しない場合は電源ボタンを1秒以上タッチしてロックを解除し、強く押すのではなく軽く触れるよう案内しています。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、赤ちゃんのいる家庭で使うことを考えると、誤操作を防ぐ機能として必要な部分でもあります。

1.5Lタンクなので置き場所は確認したい

タンク容量は1.5Lあります。

1日に何度もミルクを作る家庭には安心感がありますが、そのぶん小型の電気ケトルと比べれば、常設するための場所が必要になります。

ミルクを作るたびに棚から出すよりも、哺乳瓶と一緒にすぐ使える場所へ置いておく商品のため、購入前にキッチンや授乳スペース周辺の置き場所を考えておくとよいでしょう。

ミルクメイトが向いている人

ここまで使い方を見てくると、ミルクメイトがとくに向いているのは、ミルクを作る回数が多く、毎回の小さな手間を減らしたい家庭だと思います。

たとえば次のような方です。

  • 夜間にもミルクを作ることが多い
  • 1日に何度も粉ミルクを作っている
  • お湯の温度や量を毎回測る負担を減らしたい
  • パパとママでミルク作りを分担している
  • 決まった温度・量のお湯をすぐ使えるようにしておきたい
  • 2人目以降で、少しでも調乳を楽にしたい

楽天のレビューを見ると、実際に夜間授乳を楽にしたくて購入している家庭もあり、「必要な温度と量のお湯をすぐ使えるところ」に便利さを感じている様子がわかります。

高機能だから万人におすすめというより、毎日何度も繰り返すミルク作りの負担を減らしたい家庭ほど、価値を感じやすい商品でしょう。

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ミルクメイトを急いで買わなくてもよい人

一方で、ミルクを作る回数が少ない家庭では、一般的な電気ポットやケトルでも十分かもしれません。

また、すでに温度設定のできる電気ポットを持っている場合も、ミルクメイトの定量給湯にどこまで価値を感じるかがポイントになります。

購入価格だけを見るのではなく、「夜間も含めて1日に何回使うのか」「あと何か月くらいミルク作りが続くのか」を考えてみると判断しやすいでしょう。

毎日何度も使う家庭なら、1回あたりに減る手間は小さくても、積み重なると大きくなります。

反対に使用回数が少なければ、便利な機能を十分に生かせない可能性もあります。

卒乳したあとも普通の電気ポットとして使える

育児用品を買うときに気になるのが、「ミルクを飲まなくなったら使わなくなるのでは?」ということです。

ミルクメイトは38~100℃まで温度設定ができるため、卒乳後も白湯やコーヒー、お茶などに使えます。

公式でも、育児が終わったあとに通常の電気ポットとして家族で使うことを想定しています。

赤ちゃん専用の家電として考えると使用期間が短く感じますが、そのあとも温度設定のできる電気ポットとして使えるなら、購入価格の受け止め方も少し変わってきますね。

育児中はミルク作り、その後は家族用のポットとして長く使いたい家庭とも相性がよさそうです。

まとめ|ミルクメイトは夜中のミルク作りを少しでも楽にしたい家庭に向いている

レイコップ ミルクメイトの使い方は、最初に温度と湯量を設定すれば、それほど難しくありません。

スマートメモリー機能によって最後に使った設定を記憶できるため、普段はロックを解除して給湯ボタンを押すだけで、決まった量のお湯を用意できます。

とくに便利なのは、夜中を含めて何度もミルクを作る家庭でしょう。

赤ちゃんが泣いてからお湯を沸かし、温度を確認して、量を測る。その小さな工程を毎日何度も繰り返しているなら、あらかじめ必要な温度と量のお湯が準備されていることは大きな助けになりそうです。

一方で、調乳したミルクを飲める温度まで冷ます作業は必要ですし、初めて使う前には初期洗浄も行います。

「ボタンひとつですべてミルクが完成する機械」ではなく、ミルク作りの中でもとくに面倒な、お湯の準備と計量を楽にしてくれるポットと考えるのがわかりやすいでしょう。

知人のママが話していた「夜中に何度もミルクを作るのがつらい」という悩みを考えると、こうした家庭にはかなり相性のよい商品だと感じました。

毎日の授乳で少しでも手間を減らしたい方は、使う回数や今ある電気ポットとも比べながら検討してみてください。

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